当社における『学び』に対する考え方を語ります

アイディアポイント岩田です。最近、暖かくなりましたね。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。現在、当社は、絶賛、納品中!と同時に、来期のご相談に乗りながら提案中!ということで忙しくしています。まだまだまだまだ、来期に向けて日程も空いておりますので、ドシドシ、ご相談ください!

前回に引き続き、今回も『まじめ回』です。来期に向けてあらためて弊社サービスについて整理している中で、自社が大切にしている『学び』に関する考え方を整理したのでここで解説していきます。コンサルティングでも研修でも必ずそこに『学ぶ』というプロセスが存在します。あらためて『学ぶ』ということに対して、当社がどのように考えているのかまとめました。

まだ、できること / できないことがありますが、テクノロジーの変化を背景に、今後、学びはより楽しく、より個人的な体験になると考えています。その際に、現在、私たちが考えているような形になっていくと思いつつ、今後もプログラムや研修・コンサルティングの現場で活用していきたいと考えています。ということで、今回は私たちが考えるこれからの『学び』について解説します。


目次

ポイント1:知識を身につける(原理原則から学ぶ)

世の中では「教科書的」という言葉がややネガティブに使われることもありますが、普遍的な原理原則や基本理論を学ぶことは、実は最も効率的な成長への近道です。原理原則は時代や環境が変わっても通用する汎用性の高い知識であり、応用力の土台になります。反対に、経験だけに頼って学ぼうとすると、試行錯誤の回数が増え、結果として遠回りになってしまうことも少なくありません。

マネジメントやコミュニケーションも同様で、基本理論を理解している人ほど状況に応じた柔軟な対応が可能になります。当社のプログラムでは、言葉の定義や基本理論を最初に学び、その後に実践へと進む設計を採用しています。基礎から応用へという流れは、スポーツや技術習得と同じように、合理的で再現性の高い学び方だと考えています。

教科書はバカにしたものではありません。当社のプログラムでは必ず「定義と理論」からスタートしています。経験からしか学べないこともある一方で、やはり、定義と理論から学べることが多いと考えているからです。まずは、原理原則、基礎的な内容からスタートしましょう。


ポイント2:実践してそこから学ぶ(経験学習)

知識を学ぶだけでは、実際の行動につながるとは限りません。大切なのは、学んだ内容を実践し、その経験から学びを深めていくことです。特に難易度の高い課題や、過去の経験が通用しない場面では、実践を通じた学びが欠かせません。

当社では「実践 → 振り返り(内省) → 概念化(自論化) → 再実践」というサイクルを重視しています。この循環を繰り返すことで、「理解したつもり」が「実際にできる状態」へと変わっていきます。例えば、研修で学んだことを現場で試し、うまくいかなかった理由を振り返ることで、自分なりの改善策が見えてきます。このプロセスこそが、実践的な力を身につけるための重要なポイントだと考えています。

弊社では、特に、「振り返り→概念化」のプロセスを重視しています。同じ経験から多くのことを学び、次に活かすためには概念化(自論化)のプロセスをどれだけ丁寧に実施できるかが重要です。多くの現場では、「ひたすら繰り返して、体で覚える」に近いことも多いようですが、必要なのはこの振り返り(内省) → 概念化(自論化)のプロセスです。特に、過去の成功体験がそのまま通用しない時代には、深い「内省」から得られる自分なりの手応えが、スキルを身につけるためには重要です。


ポイント3:自分の頭で考えて、判断する(自主性と柔軟性)

現代のビジネスでは、明確な正解が存在しない場面が増えています。そのような状況で求められるのは、他人の答えをそのまま使うことではなく、自分自身の考えや価値観に基づいて判断して行動できる力です。同時に、周囲の状況を理解しながら柔軟に対応する姿勢も重要になります。

当社のプログラムでは、客観的な理論や情報を踏まえたうえで、「あなたはどう考えますか」、「あなたは何をしたいですか」と問い続ける機会を設けています。こうしたプロセスを通じて、自分なりの持論や判断軸が育っていきます。主体性を持ちながらも柔軟に変化できる思考は、リーダーシップやキャリア形成においても大きな強みになります。自分らしさを軸にしながら状況に適応できる人材こそ、変化の時代において価値を発揮できると考えています。

その上で、その状況に合わせて柔軟に対応できる能力も必要です。自身の意見、やりたいことがなかったり、言われたことを言われた通り取り組む状況では、それを「柔軟性」とは呼びません(特に、ポリシーなくその場でただ対応しているだけです)。自分自身の意見、やりたいことを主体的に取り組んだ上で、その状況にベストな判断をするという柔軟性を身につけていただくことを目標に研修・コンサルティングプロジェクトを実施しています。


ポイント4:外に出て、人に会い、議論してそこから学ぶ(越境経験)

自分の中で身についた考え方やスキルは、外部との交流を通じて初めて客観的に見ることができます。同じ環境に留まり続けると、思考や行動が固定化し、新しい発想が生まれにくくなってしまいます。そのため、外に出て異なる価値観を持つ人と交流し、議論することが大切です。

異業種交流や社外コミュニティへの参加は、自分の常識を見直す良い機会になります。他者からのフィードバックは、自分自身を映す「鏡」のような役割を果たしてくれます。また、新しい人との出会いは、新しい視点や考え方との出会いでもあります。最終的に人は人から学ぶ存在であり、越境経験は成長を加速させる重要なきっかけになるといえます。

同じ環境に居続けると、思考は必ず硬直化します。あえて外の空気に触れ、異なる価値観の人と議論することが必要です。社外のコミュニティや異業種との交流は、自分を映す「鏡」にもなるし、発想のヒント、健全な好奇心の育成にもつながります。そこで得られる違和感やフィードバックこそが、成長のきっかけとなります。人は、人からしか学べないことも多くあります。外に出て、人に会い、議論しましょう!


ポイント5:個別に支援する(1on1)

学びは最終的には、個人の体験です。その意味では、研修もプロジェクトも個別最適化が重要になります。人はそれぞれ経験も価値観も異なり、同じ学習方法が全員に最適とは限りません。そのため、一人ひとりの状況や課題に応じた支援が必要になります。

近年のマーケティングがマスから個別対応へと進化しているように、学びもまた個人的な体験へと変化しています。1on1の対話や個別フィードバックは、本人の課題認識を深め、行動変容を後押しします。例えば、上司やコーチとの定期的な対話によって、自分では気づかなかった強みや改善点が見えてくることがあります。当社では、時間や予算に応じてさまざまな形式の個別支援を提供し、一人ひとりの成長を支援しています。

やっぱり、人は「人対人」で言われたことが一番、心に残りますからね。この部分は、今後、AIの普及に合わせて、大きく変化していくところではないかと思います(現在、研究中)。興味のある方は、ぜひ、一緒に勉強していきましょう!


まとめ

今回は、当社が考える学びのポイントは、「原理原則の理解」、「実践による経験学習」、「主体的な思考」、「越境による刺激」、「個別支援」について解説しました。これらは単独ではなく、組み合わせることでより大きな効果を発揮します。変化の激しい時代だからこそ、学び続ける姿勢そのものが誰にとっても大きな価値になります。本記事が、みなさんの学び方を見直すきっかけとなれば幸いです。

ちなみに、姉妹記事?でどうやってこのブログ書いたかという記事も書きましたので、合わせてどうぞ。

当社における『学び』に対する考え方-B面お見せします

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株式会社アイディアポイント
代表取締役社長
岩田 徹

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