アイディアポイントのビジネスについてお話しします

アイディアポイント岩田です。4月になって、お客さまの中で異動があったり、私たちも新しいところに顔を出す機会を増やしたりしているため、新しいお客さまとお会いする機会も多くなってきました。少しずつですが、新しい仲間を増やそうということでパートナーの方や採用面接などいろいろな人とお会いする機会が増えてきました。今回は、そもそもアイディアポイントはどんなビジネスをしている会社なのか説明します。


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私たちの事業は、大きく分けると「企業向け教育研修」事業と「コンサルティング」事業の2つ

私たちは、「新しいことにチャレンジするビジネスパーソンを支援する」会社ですが、実際には、企業様に向けてサービスを提供しています。個人を対象としたサービスは、今後、取り組みたいなと思っていますが、まだ、もう少し先?(2021年度?)の予定です。アイディアはあるので早くやりたいという話は置いといて

「企業向け教育研修」事業では、企業様を対象に“新しいことにチャレンジする関連の研修・ワークショップや講演を提供しています。もう少し具体的に説明すると「個人、組織の創造性開発」、「新規事業開発」、「ビジネススキルの向上」をテーマとした研修・ワークショップの実施をサポートしています(研修の実施、運営を行います)。実施形態は大きく企業内研修(一般的にインハウスの研修と呼ばれる企業内で実施する研修)と異業種交流研修(当社が企画して、複数の企業に参加いただくもの)に分けられます。

企業内研修は、デザインシンキング等のアイディア創出からビジネスプラニングと呼ばれる実際にビジネスプランの書き方を学ぶプログラム、事業開発に必要となる戦略・マーケティング、ビジネスモデル、ロジカルシンキング等の基礎的なスキルを学ぶプログラム等を提供しています。最近では、SDGsやテクノロジー等、特定のテーマに絞った勉強会等もご依頼いただくことが多くあります。

異業種交流研修では、様々なトピックについて当社が企画して研修を実施します。次世代リーダー育成をテーマにした研修は長く続いていますが、それ以外のテーマに関してもお客様にとって共通の課題で、かつ、複数の会社が集まって研修を実施する価値があるものは当社が企画して募集しています(昨年度は、デザインシンキング、課長向け研修を実施しました)。個別に「複数社、他社との研修」を希望されるお客様向けには、そのお客様に主管企業となっていただき、一緒に集客して研修を実施することもあります。

「コンサルティング」事業は、『新規事業創出』をテーマにしていて、基本的にはお客さまからご要望いただいたものを実施する形式をとっています。個別性が高いので、「それぞれ」と言ってしまうとそれでおしまいになりますが、基本的には個別のプロジェクトをサポートさせていただきます。内容は、本当に多岐に渡ります。アイディア創出のプロセス、意思決定、実行の際の調査、パートナー探し等、必要なことはすべてサポートさせていただくことにしています。ほとんどのものは守秘があるのでお話しできませんが、小売店に新商品として並ぶ商品の件と、素材を活用して新しくBtoBビジネスをスタートする、街づくりやエネルギーをテーマにしたもの等、様々なプロジェクトをサポートさせていただいています。

それ以外にも、新事業提案制度等の社内の取り組みに関するアドバイスや実行支援をサポートさせていただくこともあります。この辺りの「新規事業」をテーマにした取り組みは、私たちに経験があるので、他社での制度設計や施策も参考にしていただきながら、お客さまが実施するのにふさわしい形でよい制度を作るお手伝いをさせていただいています(お客さまのビジネスの種類や過去の取り組み、カルチャー、実際のご予算等、意外と状況によって適切な施策は違ってくるものです)。


当社が提供している『価値』は知識、スキルだけではない!!

会社案内をする際には、必ず『御社の特徴を教えてください』、『御社の強みは何ですか』と聞かれるので、この点についてもまとめておきたいと思います。

当社は、『新しいことに取り組む人を支援する』ことを目的としてビジネスをしているので、組織・人材開発、新規事業開発分野での経験が多くあります。特に、新規事業開発分野は、「やったことがない / 経験したことがない」ことに取り組むので、独特のノウハウがあります。この点が、一番の強みだと考えています。具体的には

  • 自社だけでは知り得ない情報を知っていたり、外部とのネットワークがある
  • 『新しいことに取り組む』ためのノウハウがある(こうしたら成功するという魔法の杖はありませんが、一般的に使われる方法論はあります)
  • 第三者として客観的な立場からのアドバイス、フィードバックをすることができる(特に、新規事業は思いこまないと進めませんが、思い込みすぎると今度は客観的に見られなくなるので、第三者の存在は重要です)

があると考えています。これが私たちの強みですと、オフィシャルには説明していますが、実際には、他にも以下のような理由があると思います(と実際に、言われます)。

  • いろいろなことを知っていて、話していて楽しい
  • 基本的にポジティブで明るい
  • きちんとよく話を聞いて、理解してもらえる
  • 仕事に対しては誠実でまじめ(ちゃんとやる)
  • あまり、くどくど言わず、一緒に考えてくれる

これまでに経験のないことを誰かと一緒にやる仲間としては、感覚的ではあるものの、やはり、仕事の進め方や考え方が「合わない」といけないのだろうと思います。実際には「やってみないとわからない」ことだらけですし、「ダメ出し」してくれる人?は無理に探さなくても一杯いる口を出すだけのいい加減な人ではダメということで、実際に、多少、『ワイルドな状況』でも前向きに一緒に進めてもらえるパートナーとして、相性も含めて選んでいただいているのではないかと思います。やや抽象的ですが、実際のところなのではないかと思います。


最近では、『研修』と『コンサルティング』の境界が徐々に曖昧になってきている!?

当社は今年で創立10年になりますが、10年間で、研修はより『実践的である』ことが求められるようになってきています。逆に、コンサルティングでは、実行を前提としたときに、プロジェクトの中で『組織の問題』や『人材の問題』を含めて欲しいという要望が確実に多くなってきています。当社としても、お仕事を受ける際には『研修』と『コンサルティング』と分類していますが、実際には、研修を実施した後に、「プロジェクト化したものに対して実行支援をして欲しい」という形でその後、コンサルティングプロジェクトをお受けしたり、逆に、コンサルティングを実施した会社様から「今後の会社のあるべき姿を踏まえて次世代リーダーをどのように育成していくのか一緒に議論したい」というお話しをいただく機会も増えてきています。

このような傾向は、もちろん、以前からありました。これまでも『理論 vs 実践(学習 vs 実行)』あるいは、『実践的な知とは何か』というテーマで議論されてきました。特に、ここ1年間で、さらに、『データを活用すると実現できること』、『リアルな世界だけで行われたことが、リアル+オンラインで、時間、場所の制約なしで活動できたらどうなるのか』という議論とともに、より一層、議論が複雑になってきているように感じます。

最近では、あらためて、『これまでの枠組みがナンセンス(無意味だということではなくて、意味を持たなくなるという意味で)になったときに、私たちのビジネスがどのようになるのか、そのときに世の中のどのような分類に当てはまることになるのだろうかという議論をしています。「それって研修ですか / コンサルティングですか」→「成果が出れば、そんなのどっちでもいいですよね」という世の中も近いと感じています。実際には、既に、どっちでもよかったりしますが

あらためて、私たちの『研修』と『コンサルティング』の範囲とその価値を再定義するタイミングが近いと感じます。私たちとしては、研修とコンサルティングとして、それぞれが特徴を持つような内容にしつつ、加えてそれらが融合したサービスを提供していきたいと思います(ということで、ここは構想中。サーベイやデータ分析も含めたサービスを作りたいなとかゲームの要素も取り入れてとか、毎日、考え続けていますが、ここはまだまとまっていないので、まとまったらお披露目しようと思います)。


ということで、今回は、当社のビジネスとして具体的に提供しているサービス(とほんの少し展望)について説明しました。書いてしまうと「当たり前」のことも多くありますが、このようなことを日々、きちんと丁寧に取り組んでいることも当社の価値のひとつなのではないかと思っています。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 本記事に関するご質問やコメント、疑問に感じた点がございましたら、ぜひ、お問い合わせフォームより連絡ください。最後までお読みいただきありがとうございました。

株式会社アイディアポイント
代表取締役社長
岩田 徹

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