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『間に入る』のが上手な人、下手な人の違い


 
 
アイディアポイント岩田です。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。それにしても暑いですね。

さて、最近、私の周囲では、9月以降の案件の調整が動いておりまして今回は、そこでちょいちょい起きている『間に入る』ファインプレイや『えぇ~』について書いておこうと思います。当社のビジネスでも、お客さまと講師・コンサルタントの間に入って調整を行うことが多くあるので、その際の注意ということで、自戒も込めて書いておきます。
 

今日は、先に、結論から書いておこうと思います。
 
 

伝書鳩のようにこっちの話をあっちに話して、あっちの話をこっちにするだけだったら『いらない』よ
 
 

ということです。むしろ、手間がかかるし、大体、伝言ゲームやっていると内容やタイミング、微妙なニュアンスなど、ものすごいミスコミュニケーションが起きるので、邪魔、下手すると迷惑です。「いない方がいい」とさえ思われてしまいます。

間に入って調整するのであれば、「〇〇さんが間に入ってくれて、すごく仕事がしやすいよ。仕事もスムーズに進むし、自分がやるべきことに集中できるし、本当に助かるよ。ありがとう」と言われたいですよね。

ということで、今回は、どうしたら、『間に入って調整する』仕事で価値が出せるのかについて書いていきます。

 
 


 

『間に入っている』ことは当たり前のことではなくて、意味のあることだということを理解しておくこと

 
既に決まったフロー、ルールがある状態で担当になると、『自分が、間に入る』ことが当たり前のこと、当然のことだと考えてしまいがちです。実際には、そんなことはありません。何もしないのであれば、『単なるムダな』存在でしかありません。そこには必ず『意味』があります。まずは、これをきちんと自覚していないといけません。

その上で、まずは、『自分なりに価値を出す』ことを意識してみましょう。最初は難しく考える必要はありません。簡単に言えば、自分が『いない』場合と『いる』場合を比較して、自分が『いる』場合の方がスムーズに仕事が進むのか、他の人の手間がきちんと減っているのかどうかを考えてみましょう。

『いてもいなくても一緒』だと存在している意味がりません。情報の伝達がスムーズでなかったり、時間がかかったり、直接、話せばすぐに済む話がかえって面倒になったりするのであれば「自分がいない方がスムーズ / いると迷惑」ということです。そんなことないですよね?よくチェックしてみましょう。
 
 


 

間に入って出せる『価値』にはどんなものがあるのだろうか?

 
世の中に『間に入って調整する』仕事は多くあるものの、『丸投げ』、『中抜き』のイメージが強く、あまり評判がよくありません。実際に、そういうことも多いのでしょう。とは言え、多くのビジネスの中で「間に入って調整する」仕事があるということは、それはそれで需要があるのではないかと思います。

特に、私のビジネス周辺では、マッチングや情報のやり取りの間に入っているビジネスは多く、確かに価値のある人、会社も多くあると思います(本当に、助かるケースも多いです。いつもありがとうございます)。

私自身の場合は、案件や人を紹介していただいたり、実際に研修、コンサルティングを実施するまでの細かい手配や情報整理をしてくれるパートナーが多く、そのサポートは大変、助かっています。私が感じる価値としては、下記のようなものがあります。
 
 

  • 私が立場上、知り得ない / 取得が難しい情報を教えてもらえる
  • 必要十分な情報を整理して、適切なタイミングで教えてもらえる
  • 関係者間の情報を整理して上手に段取りしてもらえる。落しどころを調整してもらえる
  • こちらが直接『言いにくい』内容を上手に相手に伝えてもらえる / 相手のケースでも同様
  • 私の仕事で忘れそうなところのサポート、フィードバック等、安心して作業できる環境を作ってもらえる

・・・
 
 

ということで、要は、間に入ってもらえると、全体的に「細かい作業が減って」、結果的に「自分がやるべきことを落ち着いて、集中して作業ができる」ということがありがたいところです。

逆に、『あぁ、これだったら、間に入ってもらわない方が楽だなぁ』と思うのが下記のようなケースです。
 
 

  • 単に情報が行き来しているだけの状況(間に一人入っている分だけ、時間がかかる)
  • 必要な情報がオープンにされない / 適切なタイミングで共有されない / 連絡がこない
  • 約束ごとが守られない & 交渉が何度も入る
  • 話がいつまでたってもまとまらない(下手すると振り出しに戻る)
  • 返事がない / 突然、連絡が途絶える
  • (仕事に対してフィードバックがこない)

・・・
 
 

『間に入って調整していただいている』立場でもあるので、基本的には感謝しているのですが、上記のような状況になると「うーん、どうしたものか」となります。残念ながら悪気のある / なしに関わらずこのようなケースはあります。特に、私は、間に人が入ることによって、『状況が見えなくなる』と手の出しようがなくなるので、相当ストレスが溜まります。悪気がなくても結果的にこういうことが起こるというのは、知っておくべきだと思います。あるいは、普段から注意しておくべきでしょう(少なくとも当社のスタッフは注意しましょう)。
 
 


 

間に入って入る人が心がけておくべき – 5つの心構え

 
最後に、私から未来の仲間(と今の仲間)に向けて、『間に入って調整する』仕事をするためのアドバイスを書いておきます。

私の個人的な経験から、『間に入って調整する』仕事をしている人がこのことを意識的に実践していないとまじめできちんとした人は疲れる / 疲弊して潰れて、いい加減で無責任な人は厚かましくなります。で、結果的にその仕事をするチームはまじめな人はすぐ辞めて、いい加減で厚かましい人が残るそんなチームは嫌ですよね。そんな風になるのは幸せではないと思いますので、「ありがとう」と言われる価値のある仕事をできるようになりましょう。

結論から言えば、『言われたからやる』状態から脱出して、『自分で余裕を持って間に入り調整できる』状態を目指すということです。そのために、必要なことは以下の5つの心構えとその実践です。

 
 

  1. 仕事の全体像を把握しておく–業務フローだけでなく、それぞれの役割と責任、ルールを正確に理解する

この仕事が次どうなるかわからないと「言われた通り」にやることしかできません。そうして右往左往してもよいことはありません。それこそ、「あなた、何してるの」と言われるのが落ちです。そうならないためにも仕事の全体像、基本的なプロセスは理解していなくてはいけません。

さらに、それぞれの関係者がどんな役割と責任を担っているか、どんなルールで全体で動いているかも理解しなくてはいけません。よくあるのが、親切だと思って、『私の仕事』をやってくれる人がいますが、これは逆に迷惑です(これに甘えてしまう方も無責任ですし)。(例えば、私のテキストは勝手に、書き直さないでねとか)逆に、「これやってくれませんか」と本来の役割から逸脱した仕事を依頼してくる人もいます。これも困りものです。(例えば、営業資料、自由に書きなおしてくださいって言われても、Copyrightが自分のものでないものは書かないよと

 
 

  1. 自分なりの『原則』を持って、主体的、プロアクティブに仕事に取り組む – 伝書鳩にならない

伝書鳩になってはいけません。それこそバリューがありません。では、どうすればいいでしょうか。リアクティブにアクションするとどうしても、伝書鳩になってしまいます。言われてからアクションするのではなく、プロアクティブに自分からアクションすることが重要です。

やってみるとわかりますが、実は、プロアクティブに仕事した方が自分でコントロールできるので、仕事は100倍楽です。自分から言い出したら大変だなと思うかもしれませんが、どうせやるなら、自分のタイミングで言い出した方が楽だし、コントロールもできるし、任された方が楽です。受け身でいてもどうせ発生するなら自分から言い出してみた方がよいですよ。

そのときに、1.ができていないと、プロアクティブに動くことができません。その上で、きちんと自分なりの『原則』を持って、きちんと仕切りながら仕事を進められるようになることを意識するべきです。

中には、「ほっとくとサボるやつを無理やりやらせる」、「なんとか無理な条件をどちらかに飲ませるのが仕事」と思っている人もいるようですがそういう人と働きたい人はいませんので、それが幸せな仕事の仕方とは思いませんので、やめた方がよいでしょう。

 
 

  1. 「オープン」な態度を維持する、関係者からみて「クリア」な状況にする、判断は『フェア』にする

関係者がストレスに感じるのは、「状況がわからない」ことです。実は、ここは意識的にやらないと、人は自分が知っていることはみんな知っているだろう、わかっているだろうと思いがちですが、逆に、周囲からはめちゃくちゃストレスです。これは、協力してもらうためにも必須です。

たまに、自分が情報をコントロールすることで自分の価値を出そうとする人がいますが、こういう人は尊敬されないし、迷惑だし、感じも悪いのでほとんどの人、特に、まともな人は避けます。その作戦はやめた方がいいです。

特に、間に入って調整する立ち位置は重要です。中立なので実際にフェアでなくてはいけないし、その信頼も大事です。これが『誰かの手先』扱い、『ずるい人』扱いになると誰も相手にしてくれなくなるので、注意が必要です。

自分が「オープン」で「クリア」、「フェア」であるかは、「どう見えるか」の問題なので、しっかりと意識的にチェックするべきです。

 
 

  1. 関係者がスムーズにストレスなく働けているか意識する。関係者とは良好な関係を保つ

自分の手元だけ見て仕事をしていてはいけません。自分が「役に立っているか」、「役に立っていないか」は自分が決めることではありません。自分の両側にいる人が決めることです。

極端な話、実際に業務の量が減っていなくても、両側の人が「いてくれてありがたい」と思えれば、それが価値だと言えます。そのために、常に、関係者のコンディション(仕事のことも、それ以外のことも)には注意を払って、きちんと役に立っているかどうか確認することが重要です。また、関係も良好であることにこしたことはありません。

これは、相手の言いうことを聞きなさいということではなく、相手を中心に考えて自分の仕事を把握しなさいということを言っています。自分の調整が『価値あるもの』かどうかは、関係者が決めるということを肝に銘じて、常に、顔を上げて仕事をする必要があります。

 
 

  1. とにかく、すぐ、アクションする / すぐに返信する、必要かつ十分な情報を提供する

現代社会においてコミュニケーションは重要です。特に、間に入って調整する人にとっては、コミュニケーションそのものが仕事の多くを占めます。

連絡がとれなくなるのは論外にしても、欲しいときに連絡がこない、取れないというのは非常にストレスです。特に忙しい人は、自分が欲しいときに情報が必要なので、連絡して、1週間後に返信がくるようであれば話になりません。とにかく、早く返事する / 連絡ができる人になりましょう。

基本、自分のところでボールを止めるのはNGです(意図がない限りは)。自分のせいで情報が滞るなんてことがあってよいわけがありません。逆に、たまに、じゃんじゃん連絡くれる人がいますが、これはこれで迷惑です。途中経過がいる場合といらない場合もありますので、必要かつ十分な情報を提供できるようになるとよいと思います。とはいえ、情報がこないよりは、都度、来た方がベターなので、迷ったら情報を提供、共有するようにするとよいでしょう。
 
 


 
ということで、今回は、『間に入って調整する』ことを仕事にする人が意識するべきことについてまとめました。もう少し厳密に考えたら、研修プログラムも作れそうだなということで、ビジネスは段取りとコミュニケーションですよね。

最後にもう一度、受け身の仕事、大変じゃないですか?「受け身で仕事をするより、自分からプロアクティブに仕事をする方が100倍、楽だと思うので、超おすすめです!」ともう一度、書いて終わりしたいと思います。暑い日が続きますが、体調には気をつけて、夏を乗り切りましょう!

 
 
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株式会社アイディアポイント
代表取締役社長
岩田 徹

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