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次世代リーダーの育成に活用できる異業種交流研修!メリットや注意点を解説


 
 
異業種交流研修は、次世代リーダーの育成に活用できる研修です。普段は接点のない人々と学ぶことで、自社内では得られない刺激を得られます。具体的にはどのようなスタイルで実施されるのか、実施することでどのようなメリットがあるのかについて見ていきましょう。また、期待できる効果についても解説します。
 
 


 

次世代リーダーの育成と異業種交流研修

 

 
次世代リーダーとは、企業の未来の担い手のことです。次世代リーダーは自動的に育つのではありません。また、短時間で育つわけでもないので、現在のリーダーが引退するまでに育てるというようなスタンスは決して勧められることではないのです。

次世代リーダーの育成において、異業種交流研修が用いられることがあります。異業種交流研修とは、さまざまな業種の人々が共通のテーマで学ぶ研修のことです。異業種の人々と学ぶことで、異なる業種や立場から物事を考えることを学び、視野を広げ、柔軟な考え方を習得することができます。

なお、異業種交流研修と異業種交流会はまったく別の概念です。異業種交流会は別の業種の人々と交流することが目的で、人脈や知見を広げるために開催されます。

ただし、異業種交流会という名前でも、規模や内容によっては次世代リーダーの研修に活用できるケースも少なくありません。どのような目的で行われるのか、参加する人の特性や内容について理解してから参加するかどうかを決定しましょう。
 
 

次世代リーダーには「異業種」との交流が必要

昨今しばしばVUCA(ブーカ)という言葉が使われます。これは現代の世相を示すVolatility(変わること)とUncertainty(不確実さ)、Complexity(複雑さ)、Ambiguity(曖昧さ)の4つのキーワードの頭文字を合わせた造語で、今後は今以上に世の中が激しく変化し、不確実さを増し、複雑かつ曖昧になると予想されているのです。

このような時代に対応する次世代リーダーは、ひとつの業種にとらわれない自由な発想、多様性への積極的な理解、変化のスピードへの柔軟な対応力などを身につけていることが求められます。異業種と交流することで、VUCAの時代にも困らない人間力を育成することが期待できるでしょう。
 
 

次世代リーダーに必要な「次世代リーダー」の仲間

次世代リーダーが活躍するためにも、次世代リーダーの仲間が必要です。社内で、業界内で、そして業種を超えて次のリーダーたちと交わることで、より強力な人材基盤を構築していけるでしょう。また、次世代リーダーとしての心構えや悩みを共有することでメンタル面でのサポートを得るだけでなく、座学では得られない刺激も得られます。
 
 


 

異業種交流研修の実施スタイル

 

 
異業種交流研修は、主に次の3つのスタイルで実施されます。
 
 

  • マッチング型
  • オープンセミナー型
  • 研修・ワークショップ型

 
 
それぞれどのようなスタイルなのか、また、どんな異業種交流研修に向いているのか見ていきましょう。
 
 

マッチング型

マッチング型とは、複数社からそれぞれ少人数が参加し、特定のテーマについて数ヶ月間のプログラムを通して学びを深めていくスタイルです。職種を限定するマッチング型研修もありますが、職種や業種を問わずさまざまな立場や専門分野の人々が参加できるものもあります。

マッチング型の研修を通して、次世代リーダーは異なる立場、異なる専門から物事を見ることを学べるでしょう。将来的に職種を問わず束ねる立場になるためにも、マッチング型研修は有用といえます。
 
 

オープンセミナー型

オープンセミナー型とは、企業を問わず単独でも参加できるスタイルです。興味があれば人数が集まらなくても参加できること、有意義な話を専門家から聞けることなどのメリットがあります。

オープンセミナー型も、職種を限定するものや職種・業種を問わないものなどさまざまな研修があり、興味やニーズに応じて選択することが可能です。近年はオンラインで参加できるセミナーも増えてきているので、普段の行動範囲では知り合えない業種や職種の人々と学びを深めることもできます。
 
 

研修・ワークショップ型

研修・ワークショップ型とは、受講者たちと実際に関わることで学びを得るスタイルです。一人で参加する場合は普段の仲間からの援護を期待できないため、より対応力を高めることができるでしょう。

また、何かひとつの課題に異なる立場・業種の人と参加することで、気付きや刺激を得るだけでなく、協力することや立場を配慮しつつも団結することを学べます。また、解決の糸口が見えないときの思考方法、対応手順、そして、達成感も獲得できるでしょう。
 
 


 

異業種交流研修のメリット、期待できる効果

 

 
異業種交流研修を通して、次世代リーダーはさまざまなメリットや効果を得られます。主に期待できるメリット・効果としては次の4つが挙げられるでしょう。
 
 

  • コミュニケーションスキルの向上
  • 視野を広げられる
  • 他業種からの視点やアイディアを得られる
  • 新しいリーダーシップスタイルの獲得

 
 
それぞれ具体的にはどのようなメリットなのか、またなぜ異業種交流研修を通して獲得できるのか解説します。
 
 

コミュニケーションスキルの向上

異業種交流研修に参加することで、初めて会った人とも円滑にコミュニケーションを取り、相手の話を真剣に聞き、意見を引き出すスキルを習得できます。所属する業種ならではの話は通用しにくいので、相手個人に対して向き合うことも学べるでしょう。

また、異業種交流研修では、グループワークを実施することも少なくありません。自己主張をするだけでなく、話を相手に振ることや広げることも学べるので、コミュニケーションスキルをより一層向上させることができるでしょう。
 
 

視野を広げられる

異業種の人々と交流することで視野を広げることができます。社内の人々や取引先の人々とのコミュニケーションだけでは得られない気付きを得、自身の視野の狭さや考え方の限界にも気付けるでしょう。また、価値観の合わない人と接するだけでなく、価値観が合わない人とも協力しなくてはいけない状況に置かれることで、より対応力を深めることもできます。
 
 

他業種からの視点やアイディアを得られる

異業種交流研修を通して、他業種からの視点やアイディアを得ることができます。異なる視点を持つことは、VUCAの時代に即した視点の獲得にも繋がるでしょう。

また、他業種の人々との関わりを通して、自分の考えを客観的に見られるようになることがあります。本当に自分がそうしたいのか、業界ならではの考え方や習慣に影響を受けているのではないのか、見つめなおす機会にもなるでしょう。
 
 

新しいリーダーシップスタイルの獲得

年功序列制度が崩壊しつつある現代の社会において、次世代のリーダーは自分よりも上の年代の人々のリーダーとして活躍する可能性が十分にあります。幅広い年代の人々が参加する異業種交流研修に参加することで、異なる年代の人々とフラットな姿勢で接することも学べるでしょう。

また、自分の立場からの目線だけでなく、上司目線、経営者目線も身につけられることがあります。新しいリーダーシップスタイルを獲得するためにも、異業種交流研修は有用な機会といえるでしょう。
 
 


 

異業種交流研修の注意点

 

 
メリットが多く、VUCAの時代にも対応したリーダーを育成できる異業種交流研修ですが、注意すべきポイントもあります。異業種交流研修を通して得られる効果を高めるためにも、次の3つのポイントに注意するようにしましょう。
 
 

  • 目標を明確に決める
  • 相手企業の条件を厳しくしない
  • 個人的な人脈形成を目的としない

 
 
それぞれのポイントについて具体的に解説します。
 
 

目標を明確に決める

異業種交流研修に参加すれば、自動的にコミュニケーションスキルが向上し、幅広い視野、視点を得られるわけではありません。異業種交流研修に参加する前にその研修で何を習得したいのか、あるいは何を達成したいのか、目標を明確に決めておきましょう。

目標が明確になることで、次世代リーダーも目的意識を持って研修に臨めるようになります。何を学びたいのか、どんな成果を得たいのかが明らかになり、より一層意欲的に課題に取り組めるでしょう。

なお、異業種交流研修の目的は、学びと交流、成果物の3つに大別できます。どれを目的とするのか、また、例えば学びを目的とするのであれば何を学びたいのか明確にしておきましょう。
 
 

相手企業の条件を厳しくしない

マッチング型の研修であれば、共に学びを得る相手企業を選定する必要があります。相手企業の条件を厳しくしてしまうと、対象企業が減り、場合によっては研修が開催できなくなるかもしれません。

研修会社にマッチングを依頼するときも、相手企業への条件を厳しくしすぎず、こだわりをなくすことで良い相手に出会いやすくなります。同じ目的を持って研修に臨みたいと考えてくれる企業であれば、基本的には受け入れるようにしましょう。 
 
 

個人的な人脈形成を目的としない

異業種交流研修はコミュニケーションスキルの向上や視野の拡大、リーダーシップスタイルの獲得などを目指して参加します。異業種との出会いの場ではないので、個人的な人脈形成を目的としないようにしましょう。

人脈形成を目的とする場合は、異業種交流会などに個人的に参加することもできます。あくまでも、異業種交流研修は次世代リーダーなどの社員の能力向上のために行われる研修だということを肝に銘じておきましょう。
 
 


 

計画的に次世代リーダーを育成していこう

 

 
次世代リーダーは短期間で育成することはできません。より良い企業へと発展するためにも、計画的に次世代リーダーを育成し、未来の変化に対応できる企業体制を構築する必要があります。次世代リーダーの育成には異業種交流研修が有用です。ぜひ異業種交流研修の機会を設け、リーダーに必要なスキル習得をサポートしていきましょう。

異業種交流研修を通して次世代のリーダーを育成したいとお考えの場合は、ぜひアイディアポイントにご相談ください。ほかにもさまざまな研修を用意していますので、企業さまに合った方法で社員育成を進めていけるでしょう。ぜひお気軽にお問い合わせください。
 
 
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