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将来、『社内起業をしたい』と思ったらやっておくべきこと


 
 
アイディアポイント岩田です。現在、『イントレプレナー』と呼ばれる『社内で新しいことをはじめる人たち』に焦点をあてて、その人たちはどんな人たちで、どんなきっかけで新規事業をスタートして、どんな苦労を乗り越えて、どこに向かっているのかを調べています。(イントレプレナーについてはこちらの記事をご覧ください。)

今回は、将来的に社内起業してみよう、その可能性を検討してみようと思ったときに、どんなことに取り組んでおくとよいのかについて、議論していこうと思います。
 
 


 

何はともあれ、きちんと現在の仕事に取り組むことがスタート

 
今回のイントレプレナーへのインタビューで、とても印象的だったのが、表現は異なっていても、「まずは、自分の仕事をきちんとやることが大事」と全員がお話ししていたことです。

そもそも、現在の仕事をきちんと取り組んでいない人のところに、新しいことに取り組むチャンスは回ってこない。社内で新しい事業に取り組むときに選ばれるのは、現在の仕事にきちんと取り組んでいる人に限るということのようです。

また、多くのイントレプレナーが語るように、社内外問わず「仕事を通じて得られた信頼」は、実際に社内起業の際には大きな財産になるようです。これは、やはり、きちんと現在の仕事に向かい合い、取り組んだ結果だと言えそうです。

特に、印象的だったのは、「どんなところで何をやっていても、無駄ということはないでしょ」という言葉です。アサインされた仕事に対して、取り組む中で、個人が感じるおもしろい / おもしろくない、学ぶことが多い / 少ないはあるものの、真剣に取り組んでその中から学ぶことは必ずあるということでしょう。

また、ほとんどの人は、「そのときには意識しなかったが、思い返してみれば、あのときの経験が活きている」という振り返りをしています。

『何か新しいことをやりたい』という気持ちを持つことは大変、素晴らしいことですが、会社の中では、まず、自分の担当業務にしっかりと取り組んでおくことが重要そうです。
 
 


 

普段から『世の中の困りごと』、『自分がやりたいこと』を探しておく

 
今回、イントレプレナーへのインタビューで特徴的だったのは、全員が、「世の中の困りごと / 会社の困りごとなんていくらでも見つかるでしょ」と簡単にお話しされることです。その後、「それが、会社ができる / 自分ができる、やりたいかは別の問題として」という注釈がつきますが。

ここから言えることは、2つあります。ひとつめは、「世の中の困りごと / 会社の困りごと」は、それほど大げさなものでなくてよいということです。ちょっと不便なこと、多くの人が指摘している当たり前のこと、本来のあるべき姿でないものなど、どんなことでも構わないということです。ふたつめは、「世の中の困りごと / 会社の困りごと」が存在していることと、「それに自分が取り組む」ことは、分けて考えるということです。「自分がやりたいことと違う」、「自社や自分がやるべきことではない(他の人の方が適切である)」、「それは残念だけれども、解決できない」ということも十分起こりうる(むしろ、その可能性の方が高い)ことを理解すれば、普段から、「こういうのなんとかならないかな」、「世の中ではこういうことが言われているんだね」というくらいの「ゆるい」気持ちで世の中の『困りごと』を探すことができるようになるのではないでしょうか。また、その中で、「これは自分がやりたい / やりたくない」を考えることで、自分がやりたいことできることも少しずつ形づくられていくのではないでしょうか。

そのためにやっておくべきことが3つあります。

ひとつは、きちんと情報に目を通しておくことです。現在、取り組んでいるビジネスに関する情報収集や一般的なニュースで十分です。多くのイントレプレナーから、「もちろん、自分の業界の情報はチェックしていますが、普通に生活している中で見るニュース(テレビ、新聞)や最近だとネットニュースくらい見ていると『へぇー、っておもうことあるじゃないですか』と口を揃えて言います」。

ふたつめは、自分の普段の生活でちょっとしたことに気付くようにしておくことです。普段、当たり前のように生活している / 働いている中で、「これなんとかならないかな」、「面倒くさいな、これ」と思うことがあったときに、『これってビジネスにならないかな』と発想することです。身近な「不」の中にもまだまだ解決されないことも多くありますので、それが解決できれば、十分、ビジネスになる可能性は高いのではないでしょうか。

みっつめは、普段から人と話しておくことです。これは、社内 / 社外に関わらず重要なことのようです。イントレプレナーのみなさんは、基本的に、社内にとどまっていて、今の仕事をひたすらこなすという生活を行っていませんでした。問題意識のある / なしに関わらず、『外に出て、人に会い、議論する』という習慣を持っていたようです。普段から「直接仕事に関わらないけれども、ビジネス上の外部ネットワーク」を持つことで、アイディアのタネを見つけることができたり、客観的に物事を見たりすることができるようになるのではないでしょうか。

以上のような活動を継続的に行うことで、「チャンスが来たら提案する」体制を整えておくことが重要です。
 
 


 

その上で『何らかのアクション』を起こしておく。特に、『社内で手を挙げておく』のは重要

 
今回、イントレプレナーへのインタビューを通して一番、驚いたことは、「別に、アサインされていなければやっちゃいけないってことないでしょ」、「どこにいても、自分がやりたいことはやれるでしょ」、「その仕事にも飽きたから、次に新しい事業に取り組みたくて、異動したいと言いに交渉した」、「1回目はダメと言われたんだけど、もう1度、提案したら通過した」等、普通?の人だったら諦めて?しまいそうなことを驚くべき『柔軟な発想』と『行動力』で軽々と突破してしまっていることです。

特に、印象的だったのは、「やりたいんだったら、きちんと言っておく」ことが大事だと口を揃えてお話しされていたことです。あるいは、「組織のルールは守りながらも、きちんと取り組んでいることをアピールすることは重要」だということも多くお話しされています。

多くの組織では既存の事業のスケジュールで動いているため、自分が「やりたい」と思ったときにやりたいことに取り組めるわけではありません。一方で、組織のタイミングで「誰かをアサインしよう」となったときに、確かに、「やりたい」と言っている人がいれば、処々の条件は加味されるとは思いますが、優先的にチャンスが回ってくることもあるのではないでしょうか。

職場を巻き込んで勉強会をする、研究所などで採用されている20%ルールを活用してセミナーに参加する、業務時間外で勉強会に参加する、新規事業提案制度やFA制度にエントリーする、上司との面談で話をしておくなど、やることは多くありそうです。このように、『実際に行動している』ことを周囲はよく見ているのではないでしょうか。やはり、普段からの行動は大事そうです。
 
 


 

『スキルの取得』、『勉強』に意味はあるのか!? 汎用的なスキルはあるに越したことはないが

 
スキルに関しては、「これを身につけておく / 勉強しておく」とよいというものはありません。

多くの人が口を揃えてお話しするのが、「もちろん、自分の専門分野については勉強しているけれども、それ以外のスキルはやりながら勉強しているよね」というものです。

さらに、「財務会計や法律、人事総務などは、もちろん、もう少し詳しく勉強しておけばよかったかもしれないけれども、社内に専門家もいるし、必要に応じて勉強しながらなんとかしている」、「それよりもそのような専門家に仕事をお願いする / 使うための勉強が大事だよね」ということでした。

それよりも、「それまでの仕事で身につけたスキルや知識、基礎的なビジネススキルや社内での立ち振る舞い等は、もちろん役に立っている」とのことなので、スキルや知識が不要というわけではないようですが、社内で起業するために特化した『スキル』や『知識』というのはないように感じます。

とは言え、本人たちは直接的には言いませんが、『基礎的な思考力』、『コミュニケーション能力(
特に、わかりやすく話す技術と圧倒的な感じのよさ、応援される力?)』、『ビジネス全般に関する基礎的な知識』、『事業の構想力』が相当高いことは間違いありません。社内起業を経験する中で身につける / 身につけざるを得ないものもあると思いますが、これらのスキルや能力は事前に身につけておくにこしたことはないのではないかと思います。
 
 


 

さぁ、行動しよう!!まず、やるべきことは…

 
今回、社内起業に取り組みたいと考えた人がどんなことをするべきかについてまとめました。どんなことでも構いません、『行動』こそが重要です。みなさん、どうされますか?
 
 

  • 外に出て人に会う
  • 職場の同僚や上司に話してみる
  • 何かセミナーに参加してみる
  • 本や記事を読む
  • 新しいノートを買ってみる
  • ・・・

 
 
どんなことでも構いません。『行動あるのみ!』。アイディアは普段の生活や働いている中で、ある日、思いつく or 徐々にその輪郭をはっきりさせてくるものです。あまり大げさに考えると行動できなくなってしまいます。日々の生活を送る中で、ぜひ、みなさんらしい事業のアイディアを考えてみてください!
 
 

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株式会社アイディアポイント
代表取締役社長
岩田 徹

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