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デザインシンキング研修におけるテーマはどのようなものがいいのか


 
 

皆様こんにちは!本日はデザインシンキング研修におけるテーマの設定についてです。当社の研修でもよく議論になるテーマについて、今回はご紹介していきます。
 
 


 

はじめに : 「デザインシンキング」とは

 
デザインシンキングは、ロジカルシンキングの対になる考え方と言われており、理論やデータに基づくものから判断したり分析したりするのではなく、感性的な気付きからヒントを得て、試行錯誤しながら発想していく考え方です。いくつかの手法や思考法を駆使して、誰でも「優秀なデザイナー」のようなイノベーティブで柔軟な発想ができるように、整理された方法論です。下記の図のように観察、発想、プロトタイプの3つのプロセスを何度も繰り返しながら、課題解決に向けて考えるのが特徴の考え方です。
 
 


 
 

『観察』は課題となる現場やユーザーを観察し、実際に何か起こっているのかを見ます。仮説を持って検証するように見るのではなく、対象に対して好奇心をもって自由に観察して気付きを得ます。『発想』は多様なメンバーでグループを組み、ブレインストーミングなどの手法を通して、自分の脳内だけでは考えつくことができない、思考の「枠外」での発想をしていきます。『プロトタイピング』は実際に身の回りにあるもので発想したアイディアを形にしてみて、ユーザーに共感されるか試します。簡単な工作物を作ったり、スキット(子芝居)をしたりと、アイディアが実現した場合どのような世界になるかを考えます。アイディアの段階だと良さそうなものでも、実際にやってみてわかるハードルや課題もあるので、机上の空論とならないよう、「手を動かしながら考える」ことが重要です。デザインシンキングとは、以上のプロセスを行ったり来たりしながら、解決策を見出していく考え方です。
もともとはAppleの初代マウスを設計したIDEO社が提唱し、現在では世界中の多くの企業や様々な業界で意識されています。

当社における「デザインシンキング研修」は、デザインシンキングの考え方にのっとり、一通りのプロセスを体感しながら学ぶプログラムになっています。また、そのプロセスを通して、トライ&エラーを繰り返しながら、実際にアウトプットする体験をしていただきます。やってみて初めてわかることもありますし、せっかく研修で多数の人が集まるので、実際にデザインシンキングの良さを体感して学んでもらうことを目的としています。デザインシンキングには色んな流派?や方式があり、それぞれプロセスの範囲や数が異なりますが、基本的な考え方はすべて同じです。当社では慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(以下SDM)の考え方に従っています。また、SDMと共同開発して研修プログラムを作成しています。
 
 


 

デザインシンキング研修におけるテーマの考え方

 
当社では、実際に研修時間で受講者にアウトプットをするところまで取り組んでいただくので、「研修で取り扱うテーマ」でお悩みになるお客様が多いです。研修の目的が成果を出すことでなかったとしても、実際にアウトプットを出すのであれば、折角なら自社で活用できそうなアイディア(新規事業案や新商品・新サービスなど)がいいのかなど、皆様悩んでいる部分です。当社は、目的にあわせて、考えていただくことをお勧めします。

「デザインシンキングについて学ぶ」というのが目的であれば、当社で準備しているテーマの中から選んでみてください。当社で準備しているテーマは、デザインシンキングの良いポイントを体感しやすいもの、そして、受講者が「デザインシンキングってこういうことなのか」と腹落ちしやすいものを揃えています。受講者の学びを最大化しやすいものをご用意しているので、是非一度お試しください。また、講師も色んな事例をご紹介しやすかったり、同じテーマで取り組んだ他社との比較もできたりと、ご用意しているテーマで実施するからこそのメリットもあります。

「どうしても現業に近いものでやりたい!」とお考えの方もいると思います。その際は是非ご相談ください!デザインシンキングの「学びやすさ」や、その研修の日数や受講者の状況(そのテーマの知識量、職務内容等)など全体を見て、一緒に考えていきましょう。
 
 


 

デザインシンキング研修におけるテーマを設定するときの条件

 
実際にテーマを考えるに当たって、何を意識していくと良いのかは、下記に記載する条件をご確認ください。こちらの条件が当てはまるものは、デザインシンキングを学びやすく、受講者も取り組みやすいテーマとなります。当社でテーマを設定する際の条件でもあります。
 
 
テーマの条件

  • 観察できる / 実際に問題が起きていること
  • 汎用性があるもの
  • 受講者がイメージをしやすいもの
  • 研修中に受講者が調べたりしなくても受講者が内容を理解できるもの
  • 受講者の気合が入って楽しく研修を実施できるもの

 
 


 

向くテーマ&向かないテーマ

 
上記の条件をふまえて、実際に当社で準備しているテーマのフォーマットをご紹介します。当社のほとんどのデザインシンキング研修では、下記のテーマで実施しています。○○にはお客様のビジネスに近いキーワードを入れることが多いです。どのテーマも、業種・職種問わずほとんどの企業で盛り上がるので、おすすめです。
 
 

  • 新しい○○を考える(○○は研修、会議、飲食物、コミュニケーションツールなどなど)
  • ○○という課題を解決する(○○は△△なのが問題だといえるような課題)
  • プロジェクトの一コマとしての研修であれば、プロジェクトのテーマと合わせても良いかと思いますが、テーマによるので、是非その際はご相談ください

 
 


 

テーマは「デザインシンキングで『何を学びたいか』で選ぶのが定石

 
テーマに関しては、「どのようなものを設定するといいのか」とお悩みの方もいらっしゃると思います。そんなときは、「なぜデザインシンキングを学ぼうとしているのか」、「何のためにデザインシンキング研修を実施するのか」、「どういうことにデザインシンキングを活用するのか / してもらいたいのか」、に立ち戻りましょう。ここまで遡って考えると、テーマも絞られてくると思います。また、そのうえで受講者の業務と照らし合わせて、業務とどのくらい離れているのかを見ながら考えると良いかと思います。

もしくは我々のテーマで検討して、自分たちの業務にどう活かすかを考える時間をとるのも手です。自分たちの業務をそのまま研修のテーマにしてしまうと、現業だからこそわかることが頭に浮かび、逆に「デザインシンキングを学ぶ」上での弊害になることも多いです。「デザインシンキングを学ぶ時間」と「どうやって活用するか考える時間」を切り分けて考えることで、しっかり学びながら、活用について考えるという機会を設けるのも効果的です。

デザインシンキングのテーマは、悩む部分ではあるものの、意外とシンプルに考えて大丈夫です。とはいえ、悩んでしまう!という部分だと思いますので、設定に悩んだときは是非我々にご相談ください。デザインシンキングはとても楽しいので、研修企画をされる皆様にも是非準備も含めて楽しく企画いただけたらと思います。お読みいただき、ありがとうございました!
 

本記事に関するご質問やコメント、疑問に感じた点がございましたら、ぜひ、お問い合わせフォームより連絡ください。最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 

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