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【研修企画④】:研修の「カスタマイズ」


 
みなさんこんにちは、研修企画に関するブログの4本目をお届けします。今回は研修の「カスタマイズ」についてご紹介します。

例えばみなさんが、「〇〇研修をベースに◆年目社員向けにカスタマイズして」と指示された際、「どんな項目を、どのレベルまで『カスタマイズ』すればよいのだろう」と困ったことがあるかもしれません。ここのイメージができていないと、プログラムやコンテンツ作成に予想外に時間を要したり、「ベースとなる研修」と全く異なるものができあがってしまったり、ということもあるかもしれません。

また、研修ベンダーから「それでは〇〇研修をベースに、◆年目社員向けにカスタマイズしますね」という説明がなされた際も、上記同様に認識の相違が生じたこともあるかと思われます。
カスタマイズは非常に便利ですが、このように、少々クセとコツがありますので、掘り下げてみましょう。
 


 

カスタマイズの目的

 
Wikipediaには「既製品を、自分の目的に応じて何らかの改造(特別注文)する行為」と定義されています。研修企画は【研修企画①】のブログでご説明したように、「研修の目的 / ゴール」をとても重視します。そのため、ベースとなる既存の研修プログラムが、そのままの状態では検討している研修の目的遂行にマッチしにくい場合は、既存の研修プログラムを改造する必要があります。つまり、「研修の目的 / ゴールを、より効果的で効率的に達成するように、ベースとなる既存の研修プログラムを改造すること」がカスタマイズの目的となります。
 


 

カスタマイズの内容

 
何をどのようにどこまでカスタマイズするかについては、「5W2H」で整理してみるとわかりやすいと思います。とはいえ、そのうち「Why」を改造すると、「ベースとなる研修プログラム」と大きくかけ離れます。代わりに「対象となる受講者(Whom)を加えた5W2H」とします。
 
 Who・・・講師(社内講師 / 社外講師 / 専門家)
 When・・・時期(実施日、期間、時間帯、回数)
 Where・・・会場
 Whom・・・受講者(人数、年次、役職)
 What・・・講義 / 個人ワーク / グループワーク / ディスカッション / 発表会
 How・・・方式(集合 / オンライン、e-learning、個別フィードバック)
 How much・・・コスト
 
について、最適化して改造していきましょう。

例えば、例年実施していた「課長代理層向けデザインシンキング研修」の特徴を活かしつつ、「もっと若いうちからデザインシンキングを身につけさせたい」という新たな目的のために、

3年目社員全員向けに(Whom)、コロナ禍の状況でも参加できるようにオンライン方式で(How)、同時に他者と協力する力も育成するためにグループワークを中心にして(What)、参加しやすいように半日プログラム×2回に(When)カスタマイズする」

といった具合です。
 


 

「パッケージ型研修」と「カスタマイズ / オーダーメイド」の比較

 
以下、表にまとめてみましたので、参考にされてください。


 


 

「カスタマイズする / しない」の判断

 
では、どうやって「カスタマイズする / しない」の判断を行えばよいのでしょうか。以下の3つの観点から考えてみてください。

まず、判断基準として最も重視するのは、ここでもやはり「研修の目的 / ゴール」です。カスタイマイズしても「研修の目的 / ゴール」の達成が不可能 / 困難な場合、またはカスタマイズをすることによって逆に「研修の目的 / ゴール」の達成が不可能 / 困難となってしまう場合は、検討をストップしましょう。

次に、「受講者にとって理解しやすさ / 受け入れやすさ」です。よく「自社に合わせた内容にしてほしい」というご要望をいただきます。意図は理解できるのですが、場合によってはラーニングポイントがわかりにくくなってしまったり、その時その時の顧客企業の事情に引っ張られ過ぎてしまったり、結果として受講者が余計なことを考えることになったりと、受講者の理解のしやすさや、受け入れやすさに影響が出てしまうことがあるので注意が必要です。

あとはそれ以外の各種制約条件を確認しましょう。上手く調整できない場合は、ベースとなる既存の研修プログラムの良さを上手く活用できない可能性が高くなります。カスタイマイズを検討しているうちに、「カスタマイズすること」が目的化して、なんとか無理矢理、既存の研修プログラムに押し込もうとしてしまうのはおすすめできません。
 


 
最後に。「ベースとなる既存の研修プログラムの良さを活かしながら、研修の目的 / ゴールを常に意識して、制約条件に合わせて、必要な範囲でカスタマイズしましょう」というのが私たちの考えです。カスタマイズを検討の際は、研修ベンダーによく相談されることをおすすめしますし、社内でカスタマイズまで完結する場合は、本ブログを参考にしていただければ幸甚です。

以上、今回は研修のカスタマイズについて当社の考え方を記載しました。個別に不明な点やご相談事項がある場合には、是非お問い合わせください。

本記事に関するご質問やコメント、疑問に感じた点がございましたら、ぜひ、お問い合わせフォームより連絡ください。最後までお読みいただきありがとうございました。

株式会社アイディアポイント
企画開発部
川村 明之

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